私たちが日ごろ楽しんでいる、ドラマや映画。活躍している俳優たちの圧巻の演技にビジュアル、再現性には驚かされることばかりですよね。作品によっては、まるで別人のようなルックスになって演じている俳優もいたりして、その時その時で違う俳優の表情や印象もまた、作品を見る醍醐味の1つとなっています。そんな俳優たちの中には、自らの美貌を崩してでも、役になりきるためにプロ根性を見せつける人たちがいます。今日は、役作りのために激太りをして撮影に臨んだ、7名の俳優たちを見ていきたいと思います!
プロ意識高すぎ!役作りのため激太りした俳優7名
剛力彩芽
お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァさんが主演を務めるNetflixドラマ『極悪女王』で、実際のレスラー・ライオネス飛鳥を演じる剛力彩芽さん。爽やかなショートヘアが似合う小さな顔、華奢なボディラインが印象的な剛力さんでしたが、役作りのため15kg以上も増量したのだとか!
唐田えりか
そして、同じくNetflixドラマ『極悪女王』に出演する唐田えりかさんも、レスラーの長与千種を演じるため大幅に増量。もともと小柄でほっそりしたイメージの強い唐田さんは、不倫報道で謹慎処分を受ける前までは、タイトなドレスに身を包んだ姿が印象的でしたよね。同作では、すっかりレスラーとしての貫禄漂う体格になっていましたよ。
箭内夢菜(ゆめっぺ)
人気マンガ『明日、私はだれかのカノジョ』の実写ドラマで、プライドの高い大学生・萌を演じることになった、ゆめっぺこと箭内夢菜さん。小動物のように小さくふわふわしたイメージがあるゆめっぺですが、同作で演じる萌は、話を追うごとにホストにハマっていくという闇の深い役どころ。ゆめっぺ 太った理由は、原作のキャラクターに近づけるため、増量して撮影に臨んだそうですよ。
明日カノ大好きで毎週漫画楽しみにしてて、実写化されんの嬉しくて、キャスト発表されたとき萌が萌だったから嬉しすぎた。 pic.twitter.com/l5wygQrk0Y
— なめかわかおり (@GIANIZM_SIXNINE) March 12, 2022
松山ケンイチ
役作りのため20kgの増量を果たしたのは、俳優・松山ケンイチさん。あまりの激変ぶりに、松山ケンイチさんだと気が付かない人もいるくらいの太り方でしたよね!実は、松山さんが役作りのため増量した作品とは、2016年の映画『聖の青春』。29歳という若さで亡くなった天才棋士・村山聖さんを演じるためでした。棋士ということで、着物に身を包んでいた松山さんのふくよかな身体はより目立っており、プロ根性を見せつけました。
戸田恵梨香
戸田恵梨香さんは、朝ドラ『スカーレット』で15歳の役を演じるため、年齢相応のふっくらした丸みを再現すべく、胃もたれを起こすほど食事量を増やし、増量したといいます。増やしたのは5kg程度だといいますが、朝ドラを見てみるとかなり顔の輪郭がふっくらしていて、中学生らしく健康的な肉付きが再現されているのが分かりますよね。
鈴木亮平
役作りのためなら、体型や体重をも自由自在に操ってしまう、鈴木亮平さん。痩せたり太ったりを繰り返していますが、中でも衝撃的だったのは、2015年のドラマ『俺物語!』で主役を演じたときの変貌ではないでしょうか。体重100kgを超える大男で、原作のキャラクターを見事に再現していましたよね。なんと、1ヶ月で30kgもの増量に成功したのだとか。多忙をぬっての増量ということで、撮影の合間に菓子パンを食べ続け、体重を増やしていたそうですよ。
山田孝之
山田孝之さんが激太りした役とは、2019年公開の映画『全裸監督』。お腹まわりなどがいい感じにぶよぶよするように、とにかく食べ続けたといいます。10kg程度の増量だったそうですが、撮影中も太り続けるために間食を欠かさず、脂肪と筋肉を同時につける体作りをしていたそうですよ。
まとめ
役のためなら体格も変えられる!そんな、プロ意識の高い俳優を7名ご紹介してきました。視聴者側である私たちは、日常生活の中で1kg増えただけで大騒ぎしてしまうこともありますが、役者の世界では、体重の管理も仕事のうちなんですね。改めて、演技という仕事の重みが伝わってくるような気がします。今後続々と生まれる作品で、俳優たちがどんな役作りに懸けてくれるのか、視聴者としても楽しみですね。