卓球・張本智和選手の国籍について調査しました。東京オリンピックでは、得点を決めた際に発する「チョレイ」の雄たけびで話題になった張本智和選手。パリオリンピックにも出場し注目を浴びました。張本智和選手といえば、中国語も堪能な選手として幼少期から注目されてきました。張本智和選手の国籍は中国と日本、どちらにあるのでしょうか?気になる生い立ちや経歴を見ながら、張本智和選手の国籍について調べてみましょう。
張本智和の国籍は中国?それとも日本?
張本智和選手の国籍は現在、日本にあります。
張本智和選手の両親は中国・四川省出身で、張本智和選手ももともとは中国の国籍を持っていました。しかし2014年に、父親と妹とともに日本国籍を取得し帰化しています。それまで父親の「張(ちょう)」という苗字を名乗っていましたが、帰化したことで「張本(はりもと)」姓になりました。
なお、帰化したのは父親と妹、そして張本智和選手のみで、母親は中国国籍のままだそうですよ。
なぜ日本に帰化した?
張本智和選手は中国出身で元卓球選手の両親を持ちます。卓球の世界ランキングを見ても、日本より中国のほうが圧倒的に強い国ですよね。
【参考サイト:卓球王国】
張本智和選手が日本国籍を取得した理由は、日本の環境に適応するよう両親が育ててきたことが理由だったそうです。日本は卓球選手にとって”天国”だといい、練習時間や場所が整備されているといいます。張本智和選手の両親は日本で指導したいと考え、子どもたちにも日本で暮らし続けてほしいと考えた末、帰化する選択をしたのですね。
帰化したことで心ない言葉も
張本智和選手は日本国籍を取得したことで、主にインターネットで「帰化選手」などと揶揄され、心ない言葉を浴びせられたこともあったといいます。しかしそのような差別発言はインターネットの中だけで、実際に会うのは良い人ばかりだったと回顧しました。「どんなトップ選手でもあることなので、何も気にしていない」とコメントし、強い精神力を見せました。
張本智和の年収は?
張本智和選手の年収は、推定1億円を超えるといわれています。最高世界ランク3位に君臨したこともある張本智和選手は、日本を代表する卓球選手。スポンサーは現段階で5社あり、その収入だけでも7,000万円を超えるのではないかといわれているのです。
それに加え、大会で得た賞金や所属先からの給与を含めると、年収が1億円を超えている可能性があるでしょう。
張本智和は経歴も凄すぎる!
張本智和選手は2歳で卓球のラケットを握り始め、小学校1年生のときに全日本卓球選手権大会で優勝したり、無敗の6連覇を達成したりと、ただ者ではない才能を見せつけてきた張本智和選手。先輩である水谷隼選手を尊敬しており、世界史上最年少記録となる14歳10ヶ月での世界ランクトップ10入りも果たしています。2022年にはドイツ・ブンデスリーガ1部のTTCノイ・ウルムへの加入し、現在は海外を拠点に活動していますね。
まとめ
張本智和選手の国籍について調査しました。
張本智和選手は日本生まれ・日本育ちですが、両親は中国出身の元卓球選手です。しかし、日本の環境で卓球をさせたいという両親の意向で、日本国籍を取得しています。現在はドイツに拠点を移している張本智和選手は東京オリンピック・パリオリンピックにも出場しており、世界的に注目されている選手。今後ますますの飛躍が楽しみですね!