「客のタイヤにネジを突き立てパンクさせて、工賃を請求」「高級タイヤに取り替えたと偽って安価なタイヤを使い、その差額を利益にしていた」「車検を行っていたのは無資格のスタッフ」「ゴルフボールを入れた袋を振り回し、車を傷つける」など、2023年5月にFRIDAYが中古車販売大手ビッグモーターの不祥事を報じたことで、ビッグモーター やばい状況が公になりました。そのような状況を作ったのが前副社長兼重宏一氏のLINEだと言われています。
そこで今回はビッグモーター元副社長兼重氏のヤバい発言をまとめていきます。
兼重宏一とは
兼重宏一氏は
1988年7月17日生まれ
早稲田大学を卒業後、損保ジャパンなどを経て2012年6月株式会社ビッグモーターに入社
2015年海外でMBAを取得
という経歴です。
兼重宏一の性格は生意気
一緒に仕事をして現場を回っていた方が兼重宏一氏の性格について問われると、
「一言で言うと生意気です。『今の指導ってどういう意味ですか?』『へー。なるほど。効果があると言うことですね』『はい、わかりました』。こんな感じです。低学歴な社員が多い会社で、自分はMBAを取得しているというプライドをどこかしら出す人で……」
と話していたとのこと。MBAを取得しているという(ちっぽけな)プライドから、こういう対応になっていたのかもしれません。
外部との商談でも商談相手に対し
「『それじゃダメだと思うんですよ。なぜ用意していないんですか』『つまり、これは準備不足ってことでいいんですね』『それはあなたの権限で言っているということで大丈夫ですよね』と、矢継ぎ早に理詰めしていたとのこと。スイッチが入ると止まらないタイプで、MBA仕込みで弁が立つ性格なようです。
MBAを取得するメリットの一つに人間力や決断力を磨くことができます。確かに仕事に対する決断力や判断力は高そうですが、高圧的に商談を進める必要性はないようにも思えますね。
ビッグモーター不正の原因は兼重光一のパワハラ!
では、ビッグモーターがこれほどまでに不正をするきっかけをまとめておきます。
兼重宏一氏と側近2名が5〜6年前から「恐怖政治」が繰り広げられていました。それによってパワハラや降格人事が頻繫におこり、保険金不正請求をはじめとする数々の不正行為が増えていったそうです。皮肉なことにそれに比例するように売り上げは17年の1738億円から22年には5200億円と、6年で約3倍にも急増しています。
このパワハラの最大の要因となっていたのが、店長たちが参加するグループラインです。そこに投稿された内容は後述します。
厳しすぎるノルマ
ビッグモーターが急成長を遂げたのは、兼重宏一氏が社長業を務めるようになった2018年のタイミングだそうです。ある社員が週刊誌のインタビューに対して
「宏一さんになって、一段とノルマに対するプレッシャーが厳しくなったと聞いています。私は営業畑だったので、修理工場のことはそこまで詳しくありませんが、私のいた頃、つまり兼重さんが目を光らせている頃は、こんな不正は絶対にさせなかった」
と話しています。
先代の父・宏行氏は一代でビッグモーターを大きくした剛腕だけでなく情に熱く社員思いの面があったことで宏一氏の重石役となっていたようです。その宏行氏が前線から退いた以降、もしかしたら宏行氏に認められたい一心で店長たちに葉っぱをかけ続けていたのかもしれません。
ビッグモーター前副社長・兼重宏一のやばいLINEまとめ
では最後に兼重宏一氏が店長たちに送ったヤバいLINEの内容の一部をご紹介します。
「死刑」を18回も連呼し、叱責
「次の車も決めずに、『フェアーなんで来てください!』で呼び込む???
死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑」
「教育」を18回「死刑」を9回もう一度「教育」を18回連呼
「教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育」
これに続いてある社員が「大変申し訳御座いません 厳しく改善指導致します」と返信しています。
最後に
今回は様々な不祥事で話題となったビッグモーター やばい原因となった全副社長兼重宏一氏についてまとめてきました。
記者会見にも姿を見せず、謝罪の言葉もない宏一氏はもともと社長の器ではなかったのかもしれません。
ビッグモーターは現在、多くの店舗で来客がほとんどなく開業閉店中だそうです。ビッグモーターが今後どのようになっていくのか、宏一氏が表に出てきて謝罪会見などをするのか、注目が集まっています。