6年振りの開催となる野球世界一決定戦、WBCこと「ワールドベースボールクラシック」。開幕を目前に控え、盛り上がりは最高潮です!
今回はWBC 2023の出場国について紹介していきます!
WBC 2023出場国一覧
まずはWBC 2023の出場国をまとめて紹介していきます。
- チャイニーズタイペイ
- オランダ
- キューバ
- イタリア
- パナマ
- 日本
- 韓国
- オーストラリア
- 中国
- チェコ
- アメリカ合衆国
- メキシコ
- コロンビア
- カナダ
- イギリス
- プエルトリコ
- ベネズエラ
- ドミニカ共和国
- イスラエル
- ニカラグア
本戦出場国は以上20カ国となります。過去四大会では出場国は16カ国だったのですが、今回から四ヵ国増えているのですね。
ちなみにWBCでは本戦前に予選が行われているのですが、予選出場国は前回大会の16カ国から減って12カ国。予選、本戦合わせた出場国の総数及び顔ぶれは28カ国で変更はないとのことです。
WBC 2023出場国をより詳しく紹介!
ここからはWBC 2023の出場国を予選グループごとに紹介しますよ。
グループB、日本の対戦国は?
まずは世界ランク1位である日本も所属するグループBから紹介します。グループBは日本、東京ドームで行われますよ。日本以外の国は、韓国、オーストラリア、中国、チェコという面々。このうち、チェコは予選を勝ち上がっての本戦参加、本戦出場は今回が初めてですよ。
各グループ毎に勝ち上がれるのは二国のみ。最有力はやはり日本と韓国ということになるでしょう。世界ランク4位の韓国は、日本とはWBCでこれまで4勝4敗。「宿命のライバル」との呼び声も高い野球強豪国です。
オーストラリア代表にはMLB傘下チームの選手も多くおり、侮れません。中国代表には昨年までソフトバンクホークスでプレーした真砂勇介選手が代表入りしていることに注目です!
グループA、世界ランク上位国がひしめく
続いて台湾、台中インターコンチネンタル野球場で行われるグループAについて紹介。グループAの5国は比較的世界ランク上位国が多く、2位のチャイニーズタイペイ、7位のオランダ、8位のキューバ、16位のイタリアが名を連ねます。予選からの参加国であるパナマも今回で三度目の大会出場、世界ランクは12位なのでハイレベルなグループになっていますよ。
前回大会ベスト4のオランダ、オリンピックで三度の金メダルを獲得したキューバなど、実績のある国の存在も。日本からすると、グループBを勝ち上がった場合グループAの勝者のどちらかと準々決勝であたることになるので、その点でも注目です。
キューバ代表にはMLB、NPBのスターがズラリ!
Aグループの中でも日本野球ファンの関心が高いのはキューバ代表でしょう。中日ドラゴンズのマルティネス投手やソフトバンクのモイネロ投手といったNPB最強クラスのリリーバーを始め、ロドリゲス投手、グラシアル選手、デスパイネ選手などNPBでお馴染みの選手が多数選出されていますよ。
更に今回はMLBの選手達もキューバ代表入り。かつて野球強豪国の筆頭であったものの近年は国際大会で思うように成績を残せていないキューバですが、今回は躍進が期待されますよ。
グループC、アメリカ合衆国が登場
アメリカ、チェイス・フィールドで行われるグループC。アメリカ合衆国、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリスの5国がしのぎを削ります。
最注目はなんといっても前回大会王者、世界ランク3位のアメリカ。そういった実績以上に注目されているのは、MLBのスター軍団が集った最強の布陣です!主将を務めるのが世界最強の野球選手とも称されるマイク・トラウト選手、彼に呼応するようにこれまでWBCには参加してこなかった選手達も代表に参加しましたよ。今大会でも優勝候補最有力と見られています。
アメリカに対抗しうる球団はあるか
アメリカと同グループで戦う球団の中では、世界ランク5位のメキシコに注目。こちらも多くの選手がMLBに所属しており、実力は申し分なしです。
グループCの5国の中で予選から勝ち上がったのはイギリス。WBC本戦への参加は今回が初めてです。大番狂わせに期待したいですね。
グループD、WBCで過去に好成績を残した二国が激突!
アメリカ、ローンデポ・パークで行われるグループD。プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグアの5国が激突します。
中でもプエルトリコは二大会連続で準優勝を果たしている強豪国、ドミニカ共和国も第三回WBCで優勝を果たした注目国です。世界ランクはグループDの中でも最も高い6位のベネズエラ、2020東京オリンピックの六国の出場枠のうち一つを勝ち取り本戦に出場したイスラエルも侮れません。そんな中、予選を勝ち上がったニカラグアは今大会で本戦初出場。どのような戦いを見せてくれるのか、注目したいですね。
制度が大きく変わった第五回大会
今回で五回目となるWBC。出場国が増えたことから予選となる第1ラウンドがより過酷になった本大会ですが、第1ラウンド以降も前回とは制度が変わっています。
前回は第1ラウンドを勝ち上がった八国が四国ずつ二つのリーグに分かれ第2ラウンドを行い、それぞれの上位二国が準決勝に進出するルールでした。しかし今回は第1ラウンドの試合数が増えた影響か、第2ラウンドが廃止。いきなり負けたら終わりの準々決勝へと進むことになりましたよ。総合して、これまで以上に一敗の重みが増したWBC 2023。緊張感のある戦いに注目しましょう!
最後に
今回はWBC 2023の出場国について紹介しました。
14年振りの世界一奪還を目指す日本、一方でアメリカを筆頭に各国のWBCに対する熱量も回を経るごとに増しています。野球の祭典、開幕の時は目の前まで迫っていますよ!