つみたてNISAは長期・積立・分散に適した、初心者が投資の基本知識を身に付けるためにおすすめの制度です。本記事では、つみたてNISAのおすすめ銘柄やその取扱金融機関をご紹介します。
つみたてNISAとは
つみたてNISAは、金融庁主導で始まった、少額による「長期・積立・分散投資」を支援するための非課税制度です。毎年40万円まで積み立て可能で、最大20年間、合計800万円までの投資で得た利益と、投資信託から出る分配金(株式の配当金にあたるもの)が非課税になるのが特徴です。長期でコツコツ投資していくものだからこそ、将来的な値下がりリスクが少ない銘柄を選ぶのが良いとされています。
つみたてNISA おすすめ 銘柄は?
まずは世界に分散投資する「インデックス・ファンド」の中で、最もコスト(信託報酬)が安いつみたてNISAのファンドを3つまとめてご紹介です。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
日本を含む、全世界の株式に投資するファンド。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)という指数に連動するよう運用されている。実質年率0.1102%(税込)程度の信託報酬は、「全世界株式」タイプの中で最安。1年騰落率+13.01%で成果も十分(2022年3月時点、以下同)。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む全世界の株式に投資するファンド。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指す。人気のeMAXIS Slimシリーズの代表銘柄。信託報酬は0.1144%と、1位の雪だるま(全世界株式)と大差ないほど低く、1年騰落率は+14.59%と同ファンドよりも良いのがポイント。
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
国内株式、先進国株式、新興国株式に各33.3%と、3地域へのバランス良い投資で安定かつ積極成長を見込むファンド。3地域均等型インデックスへの連動を目指す。国内、先進国と並んで今後の成長が望める新興国にも同配分で、シンプルな資産管理が可能。信託報酬は0.1144%、1年騰落率も+4.47%と安定成長を実現。
おすすめ銘柄が買える金融機関とは?
NISA おすすめ 銘柄がわかったところで、いざ、つみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている3つの金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。NISA口座で株式や投資信託の買付をするなど、オンライントレードで出金取引ができるのは魅力の一つです。
SBI証券
- 主要ネット証券口座数1
- 投資信託保有残高に応じてTポイントやPontaポイント、dポイントが貯まる
楽天証券
- 積立 NISA対象銘柄の取扱数1
- 投資信託保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる(さらに楽天カードで積立購入すると、楽天ポイントがダブルで貯まる)
松井証券
- 信託報酬(運用時の手数料)が高い銘柄は、手数料の一部を毎月現金またはポイントで還元
- 他社からの乗り換え手数料を松井証券が負担
- 銀行口座から証券口座への引き落とし手数料が無料
上記の金融機関や銘柄を参考にして、つみたてNISAを始めてみてはいかがでしょうか?