この記事では、マラソン・大迫傑選手の年収や現在の仕事について調査しました。一度現役を引退しましたが、復帰した大迫傑選手。現在はどのような活動をしていて、どのような功績を残しているのでしょうか?常にマラソンという協議にまっすぐ向き合ってきて、ストイックな性格で知られている大迫傑選手。年収は驚きの額で、さらに現在はさまざまな活動に挑戦していることが分かりました。
大迫傑の年収は?
大迫傑選手の年収は公表されていないものの、億は超えるレベルだといわれています。2018年に日本記録を更新した大迫傑選手ですが、2020年には自身の記録を塗り替えています。記録を塗り替えるたびに1億円という賞金を手にしていますので、年収に換算するとそれを超える額になることは、容易に推測できますね。
さらに、大迫傑選手はNIKEやSONY、マニュライフ生命など数々の大企業とスポンサー契約を結んでいます。1社あたり1,000万円~5,000万円といわれていますので、年収に大きく貢献していることでしょう。
大迫傑の現在の仕事は?
中学生のときに陸上を始め、大学卒業すぐ日清食品グループと所属契約をし、ナイキ・オレゴン・プロジェクトにも在籍していた大迫傑選手。デビュー当初から広い活躍が期待されていたことが分かります。男子マラソン日本記録を2度も更新し、東京オリンピックでは6位に入賞。有終の美を飾った大迫傑選手は、満を持して現役生活を終えます。そして現在、何をしているのでしょうか。
株式会社I(アイ)を設立
大迫傑選手は現在、株式会社Iという会社を設立し、代表を務めています。アスリートの育成やマネジメントを中心に、地域活性化事業や教育事業にまで拡大しているようです。子どもたちの陸上指導をされている人たちとともに、意見交換会をするイベントなど、指導者そして子どもたちと密に関わり合い、指導者不足やコロナ禍による練習不足などの課題解決に向けて尽力してきました。
2021年に「完全燃焼」と現役を引退
大迫傑選手は2021年、東京オリンピック後に「完全燃焼できた」とコメントし、引退を発表しています。自身にとっての集大成の走りを東京オリンピックで見せることができたといい、悔いのない引退のタイミングだったようです。その後は、育成プロジェクト「Sugar Elite」で若きマラソン選手を育てています。数々の記録を打ち破り、功績を積み上げてきた大迫傑選手は、自分が提供できる情報や技術を後進に与えながら、強い人材が育ってほしいと願っているそうですよ。
2022年電撃復帰
2022年、大迫傑選手は電撃復帰を発表しています。サンスポによると大迫傑選手は『徹子の部屋』に出演した際「人の走りを見て、もう1回ワクワクしたいなと思った」と、電撃復帰をした心境について語りました。前年に引退してから、後進の育成に力を入れてきた大迫傑さん。彼らの一生懸命な姿を見て、いてもたってもいられなくなったのでしょうか。「やりたいんだったらもう1回挑戦してみよう」と、何度でもチャレンジする強い精神力を見せました。
大迫傑の現在がセレブすぎる!
大迫傑選手の年収を推測するにあたり、ヒントとなったのが現在の暮らしぶりです。大迫傑選手は現在、ご家族とともに大豪邸に住んでいるのです。しかも、場所はアメリカ。2017年に新築で建てたそうで、パッと目を引く豪華な外観が印象的ですね。
大迫傑のアメリカの自宅スゴ!! pic.twitter.com/ny319t1gV8
— りんこ (@zsBCGdZyobcwqV4) October 30, 2023
大迫傑選手は2012年、元アイドルの橋本あゆみさんと結婚しています。当時大学生だったという大迫傑選手ですが、授かり婚をした妻と、現在も仲良く暮らしているそうです。
大迫傑の名言がカッコよすぎる!
大迫傑選手といえば、常に走ることを追求してきたストイックな選手として知られています。陸上を始めたのは中学生の頃で、プロを目指しがむしゃらに努力してきました。大学生の頃に、交際していた元アイドルとの間に子どもを授かりますが、将来を期待されていた大迫傑選手にとっては公にできない情報でした。子どもの存在を隠してまで現役選手として突っ走り続けた大迫傑選手には、マラソン選手として数々の名言が飛び出しています。1つひとつご紹介していきましょう。
何かを犠牲にして一歩踏み出した時に何か自分の中で形になったという思いがある
大迫傑選手は2021年の東京オリンピックで6位に入賞した際、この言葉を残しています。大迫傑選手はこれまでさまざまなものを犠牲にしてきたことでしょう。交際相手だったあゆみさんが子どもを身ごもったときも、選択肢としてあゆみさんを実家に帰し出産してもらうという案もありました。しかし、それでは家族が成立しないと考え、大迫傑選手の実家に滞在することに。家族の存在を隠して現役生活を続けてきたことも、大迫傑選手にとっては犠牲にしたものの1つだったかもしれません。しかしそれを経て、現在の幸せな生活があるのでしょう。
誰かと競ってみたいとかないね、あんまり。
大迫傑選手はライバルについて聞かれた際、このように答えています。大迫傑選手にとって走ることは誰かと戦うことではなく、自分自身との戦いだそうです。常にライバルは「今日の自分」と語る大迫傑選手は、自分と向き合ってマラソンという競技をまっとうしてきました。マラソンは個人競技なので、常に自分の心を理解し、精神を整えて臨むことが大切なのでしょう。邪念を捨て、純粋なマラソン愛や挑戦したい気持ちを胸に、競技生活を送っていることが伝わります。
困難な状況だからこそ力も付くし、逆に僕はそれにやりがいを感じる
大迫傑選手は、鈴木健吾選手が大迫さんの持つ日本記録を33秒塗り替えたとき、このように答えています。自身が持つ日本記録が更新され、どのような思いを抱いていたのか私たちには知る由もないでしょう。しかし、大迫傑選手は「記録を更新されたからこそ、結果を出したときに意味があると思っている」と語り、自分の記録を塗り替えられるというピンチをチャンスに変える精神を持ち合わせているのですね。
まとめ
大迫傑選手の年収や現在の仕事について調査しました。大迫傑選手の年収が億を超えていることは間違いなさそうで、記録を塗り替えるたびに1億円という大金を手にしてきています。
現在は妻と子どもとともに、平穏な暮らしも楽しんでいるという大迫傑選手。しかし、2023年に再び現役に返り咲いていることから、ますますストイックで向上心溢れる姿も見せてくれそうです。