この記事では、歌手・アクアタイムズのメンバー死亡について調査したいと思います。アクアタイムズではメンバー死亡の噂が流れているのですが、事実なのでしょうか?また、アクアタイムズが解散した理由や現在の活動についても調査しました。平成の時代に、ヒット曲を多く輩出した売れっ子歌手・アクアタイムズについて気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
アクアタイムズのメンバー死亡は本当?噂の理由は?
結論から言うと、アクアタイムズのメンバー死亡説はデマです。アクアタイムズでは誰一人亡くなっておらず、現在もメンバー全員で活動しています。アクアタイムズは全員が40代で、亡くなるという心配をされるような年齢ではありません。では、なぜ理由もなくメンバー死亡の噂が流れてしまったのでしょうか。それには、アクアタイムズのメンバーが亡くなったと誤解を招く事情がありました。
解散したから
アクアタイムズのメンバー死亡説が流れたのは、解散したからです。アクアタイムズは2018年に解散しており、それ以降はグループでの音楽活動を行っていません。ファンは解散を知っているため、ソロ活動を見守ってきたと思いますが、解散したこと自体を知らない人からすると「アクアタイムズを最近見ない」という印象があるのではないでしょうか。そして、最近見ないことが「死亡?」という疑惑につながったのでしょう。
病気を公表したから
アクアタイムズの太志さんは、急性声帯炎という病気を公表したことがあります。公演が中止になり、ファンの間では心配されたできごとでした。急性声帯炎は、声帯がウイルス感染や声の使いすぎなどによって急激に炎症を起こし、声がかすれたり出にくくなったりする病気で、死亡することとは結びつけられにくいのですが、病気というイメージから死亡説に発展したと考えられます。
他バンドのメンバーが死亡したから
アクアタイムズのメンバー死亡説は、別の音楽ユニットET-KINGのいときんさんの死去に関連しているようです。アクアタイムズが2018年に解散を発表したのと同じ時期に、ET-KINGのいときんさんが病気のため亡くなられています。
「ET-KING」いときんさん死去、38歳 昨年8月肺線がん公表https://t.co/5gOwQayKcl pic.twitter.com/QTBGNDieG7
— LINE NEWS (@news_line_me) January 31, 2018
解散と死去のタイミングがほぼ同じだったことから、アクアタイムズのメンバーが死亡したと勘違いする人がいたのでしょう。
アクアタイムズの解散理由は?
アクアタイムズは、2003年に結成し、2018年に解散しています。2018年11月に横浜アリーナで行われたラストライブ『Aqua Timez FINAL LIVE「last dance」』の公演をもって、解散となりました。アクアタイムズは数々のヒット曲を輩出してきたグループだったことから、長く活動すると思っていた人も多くいたことでしょう。なぜ解散に至ったのか、振り返ってみましょう。
すべて出し切った気持ちになったから
アクアタイムズが解散した理由は、メンバーが満場一致で「すべて出し切った」という気持ちになったからだそうです。2018年4月にリリースしたフルアルバム『二重螺旋のまさゆめ』を制作した際、メンバー全員が「全てを出し切ったような、燃え尽きたような感覚」を覚えたそうです。そして何度も話し合いを重ねた結果、これまでと同じ熱量で作品を生み出すことができないという結論に。メンバー全員が納得した上で、解散に踏み切ったのですね。
「才能がないのによくやった」と回顧
アクアタイムズのメンバー・太志さんは「やり残したことはない。才能がないのに10年以上もやりきった。本当に幸せだと思う」と語っています。多くのファンを虜にし、ヒット曲を生み出してきたアクアタイムズですが、自分たちでは「才能がない」と思っていたのですね。そんなプレッシャーを抱えながらの活動は、メンバーにとって心の負担になっていたそうです。特にフロントマンとして名前が知られていた太志さんは「これ以上やったら心が壊れてしまう」と、限界を感じたことも、解散理由だったそうですよ。
2024年に再結成している
アクアタイムズは2018年に解散後、2024年に再結成しました。アクアタイムズは2005年にインディーズデビューしているため、2025年でデビュー20周年になります。それを記念するために、期間限定で再結成することを決めたそうですよ。この記事が公開されるのが2025年12月であるため、まだデビュー20周年の活動中ということになりますね。すんなりと再結成が決まったのも、メンバーとファンの絆があったからこそなのでしょう。
参考:日刊スポーツ
アクアタイムズは現在何してる?
アクアタイムズは現在も、デビュー20周年を記念した再結成が続いています。2025年をもって再度解散をする予定であり、2024年からの1年強、アクアタイムズとして全盛期のように精力的に活動してきました。再結成はとんとん拍子で決まったそうで、実は10年前にアクアタイムズのメンバーで「10年後また武道館で待ち合わせようぜ!」と約束していたことがあったそうです。日本武道館ライブ中に交わされたこの約束を覚えていたファンが多くおり、その期待に応えるためにメンバーが集まったとか。では、現在の活動を見てみましょう。
再結成後にシングルをリリース
アクアタイムズは、デビュー20周年記念の再結成後にシングルをリリースしています。2024年から2025年の年末までという期間限定の再結成ですが、すでに配信シングルだけで5曲を発表しています。アルバムも1作リリースしており、久々の活動に供給が勢いを増しているようですね。YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にも出演し、変わらない歌声を披露しています。
ツアーやライブで大忙し
アクアタイムズは再結成後、ツアーやライブを積極的に行っています。2024年の再結成発表後、ファンクラブ限定ライブ「The FANtastic Live Re:loaded」を開催すると、サマーソニックやJAPAN JAMなどの音楽イベントに出演。さらにツアーを2年連続で開催し、2025年年末には再度の解散前に、ライブ『Aqua Timez 20th Live -OLDROSE-』を開催する予定だそうですよ。デビュー20周年をファンとともに祝うため、アクアタイムズは全力で再結成の時間を駆け抜けているのですね。
まとめ
アクアタイムズのメンバー死亡について、調査しました。アクアタイムズのメンバーで死亡した人はおらず、噂はデマであることが分かりました。しかし、アクアタイムズのメンバーが死亡したと誤解が生じるには十分な出来事が、同時期に起こっていたことも判明しましたね。動向を追っているファンでなければ、勘違いしても不思議ではない出来事だったため、アクアタイムズのメンバー死亡という噂が拡大してしまったのでしょう。現在も再結成後の活動を続けているアクアタイムズを、応援していきましょう。
