この記事では、ワンダイレクションのメンバーが死亡した件についてまとめています。ワンダイレクションのメンバーで死亡したのは、リアム・ペインさんで、享年は31歳。死因や原因も明かされてはいるものの「死人に口なし」とはよくいったもので、現在も不可解な謎が残されているようです。ワンダイレクションとして、一時は世界を股にかけ活躍してきたリアム・ペインさん。
死亡に至るまでの経緯や、これまでの活躍を振り返ってみましょう。
ワンダイレクションのメンバーの死亡はなぜ?
We’re remembering the remarkable Liam Payne, who would have celebrated his 32nd birthday today ❤️ pic.twitter.com/Qty6kNZmC7
— BRIT Awards (@BRITs) August 29, 2025
ワンダイレクションのメンバーで死亡したリアム・ペインさんの死因は、ホテルからの転落死でした。ホテルはアルゼンチンにあり、リアムさんは高さ13メートルほどの、3階バルコニーから転落したそうです。直前までホテルの部屋で過ごしていたことが明かされているリアムさん。ホテル到着から転落までの間に、いったい何が起こったのでしょうか。
詳しい死因は?
リアム・ペインさんは転落死という最期を迎えました。詳しい死因は、身体中に確認された25か所ものケガだったそうで、特に頭部に負った傷は死に至るに十分なものだったといいます。頭部と胸部、腹部、手足における「内外の出血」が死因であると発表されました。転落したのは3階と、一般的にはそこまで高所ではない場所だったようですが、意識がもうろうとした状態で転落したからか打ちどころが悪く、駆け付けた救急隊員によってその場で死亡が確認されるほどの重傷だったそうです。
なぜアルゼンチンのホテルにいた?
リアム・ペインさんがアルゼンチンのホテルにいたのは、ワンダイレクションの元メンバーであるナイル・ホーランさんの現地コンサートを鑑賞するためでした。現にリアムさんは、死亡直前にナイルさんのコンサートに姿を見せ、写真にも写っています。
Liam with Niall #RememberingLiam #WeLoveYouLiamPayne #LiamPayneForever pic.twitter.com/GpkU3Gh62a
— Payno (@SunriseFIN) August 11, 2025
ワンダイレクションは2016年をもって活動を休止していますが、メンバーの交流が続いていたことが窺えますね。
参考:NHK
ホテルで何をしていた?
リアム・ペインさんは、アルゼンチンのホテルで死亡直前まで、コカインを使用していたことが明らかになっています。リアムさんはバルコニーから転落時、反射的に身を守るような姿勢を取った形跡がなかったそうです。そのため、リアムさんは転落時、意識が混濁していた可能性が高いとか。また、ホテルにはリアムさんが1人で滞在していたことから、第三者が関わっている可能性も低いことが分かっています。
参考:朝日新聞
転落直前にホテルが警察に通報していた
リアム・ペインさんが転落する直前、なんとリアムさんがいたホテルから警察に連絡があったそうです。なんでも、リアムさんは転落直前までコカインを使用し、部屋で暴れまわっていたとか。ホテル側が警察に「緊急出動」を要請していたのです。ホテル側は「ドラッグとアルコールで手の付けられない客がいる。物を壊して部屋中をめちゃくちゃにしている」と話し、実際にたたき壊されたテレビの写真も確認できています。
SHOCKING!! Alleged photos of Liam Payne’s hotel room show a broken TV and a lot of disarray following his death in Buenos Aires, Argentina. Is this truly an accident, or could it be suicide or murder? pic.twitter.com/JSaYw1BmT5
— Rahul Kumar Pandey (@raaahulpandey) October 17, 2024
恋人も滞在していたが…
リアム・ペインさんが転落する2日前まで、リアムさんの恋人だったケイト・キャシディさんも同じホテルに滞在していたそうです。しかし、先にアメリカに帰国し、その後リアムさんはほかの女性を部屋に連れ込んでいたことも確認されています。ケイトさんをはじめ、部屋を出入りしていた女性たちは、リアムさんの死に関与していなかったそうですよ。
ワンダイレクション・メンバーが苦しんでいた心の病
ワンダイレクションのメンバーで、死亡したリアム・ペインさんは、ワンダイレクションとしての活動を休止した頃から心の病に苦しんできました。リアムさんは17歳でワンダイレクションを結成し、一躍世界的スターに。
輝かしい脚光を浴びると同時に、プレッシャーや周囲の目、大人たちに監視される日々と、少なからずストレスを抱えていたことでしょう。そんな日々が、リアムさんの最期に深くかかわってしまうとは、当初誰も思っていなかったのではないでしょうか。
希死念慮を告白していた
リアム・ペインさんは2019年に、以下のように語ったことがあります。
「強い孤独を感じる時がある。人がいつも自分の中に踏み込んでくる。あまりにも頻繁に。これはいつ終わるんだろうと思う」
「それで何度か死にそうになったことがある。」
出典:CNN
孤独を感じると同時に、他人が自分の心の中に踏み込んでくる感覚に襲われることがあったそうです。そして、その苦しみには終わりがないように思え、当時から希死念慮があったとか。そして、その気持ちを解消できる唯一の方法が、アルコールだったそうです。
ワンダイレクション時代からアルコール中毒の前兆が
リアム・ペインさんは2021年、アルコール依存症であることを告白しました。もともとアルコール依存症が始まったのは、ワンダイレクションとして活動していた頃だったそう。
ワンダイレクションが有名になると、事務所や保護者が彼らを守ろうと、小さな部屋にメンバーを閉じ込めておくという方法がなされました。そして、そこでメンバーたちはお酒を覚えることになります。
デビュー当初からカリスマ的活躍
リアム・ペインさんは、2010年にワンダイレクションを結成してから瞬く間にワールドスターに上り詰めました。2011年にリリースされたデビューシングル『What Makes You Beautiful』は、全英シングルチャートで1位に輝くほどの大ヒットを記録。
最大のヒット曲となったのは『Live While We’re Young』で、国際的ヒットを見せましたね。それまでは真面目な性格だったというリアムさんは、ワンダイレクションとして大物になっていくプレッシャーに耐え切れず、飲酒や薬物に手を出してしまったようです。
プライベートも充実!実はパパだった
リアム・ペインさんは、ワンダイレクションとしての成功を収めただけでなく、私生活でも充実した人生を送っているように見えました。2017年に歌手シェリル・コールさんとの間に子どもをもうけ、内縁関係を結んできましたが、のちに破局。
Girls Aloud’s Cheryl Cole pays tribute to Liam Payne. pic.twitter.com/CqXiZB6MnV
— InMusic (@_inmusic_) October 18, 2024
その後はナオミ・キャンベルさんやモデル、インフルエンサーなどさまざまな美女たちと交際・婚約をしてきました。イングランドやロサンゼルスに、大豪邸も所有していたそうですよ。
まとめ
ワンダイレクションのメンバーであるリアム・ペインさんの死亡について振り返ってみました。ワンダイレクションとして輝かしい活躍を見せたリアムさんですが、わずか31歳という若さで、薬物やアルコールの影響による転落で、命を落としてしまいました。真面目な性格で、大スターになってからも周囲に愛されたリアムさん。
最期は自分でもコントロールできないほど心を病み、薬物で身体が蝕まれていったのかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。