THE W 2022優勝!天才ピアニストのプロフィールと芸歴【まとめ】

2022年の年末を盛り上げたネタ番組。その代名詞の1つとして、開催からお笑い業界を賑やかに、華やかにしてくれているのが『女芸人No.1決定戦 THE W』。今回は、過去最多となるエントリー数・735組の中から、日本一面白い女性芸人が選出されました。優勝の称号を手にしたのは、関西出身の女性コンビ・天才ピアニスト。2016年に結成した2人は、デビューからわずか6年で日本一の女性芸人の座をものにするという快挙を成し遂げました。まだ知られていない部分も多いであろう、天才ピアニスト。その才能と実力の凄さを、これまでの経歴とともにまとめてみました。

天才ピアニストの基本プロフィール

竹内 知咲(ツッコミ)

  • 生年月日:1992年1月28日
  • 年齢:30歳
  • 出身地:京都府
  • 前職:生物の講師

両親がともに理科の教師をしていたこともあり、母校で生物の講師として働いていたという竹内さんは、今となってはネタ作成を担う存在。THE Wで優勝したネタも、「当たり負けをしない2本を選び抜いた」と戦略を語っていました。講師時代、生徒になかなか話を聞いてもらえなかったという竹内さんは、もともとお笑い好きだったということもあり、芸人だったら高校生さえも惹きつける話術を身につけられるかもしれない、と思っていたといいます。M1グランプリで優勝したブラックマヨネーズのネタを見て「身体に稲妻が走った」という竹内さんは、その後芸人への道を辿ることになりました。

ますみ(ボケ)

  • 生年月日:1987年4月28日
  • 年齢:35歳
  • 出身地:奈良県
  • 前職:脳神経外科の看護師

上沼恵美子さんのモノマネで人気を博しているますみさんは元看護師。なんと上沼恵美子さんご本人には、「マネしてくれてすごくうれしい」という言葉をかけられたそうで、本人公認と自称しています。上沼さんのモノマネに力を入れるあまり、ブレイクを果たしてから13kgも太ったそうですよ。

気になる!天才ピアニストの芸歴

理科の講師に看護師という異色の経歴を持つ天才ピアニスト。デビュー秘話からその活躍ぶりまで、気になることがたくさん!そんな天才ピアニストの芸歴を振り返ってみたいと思います。

まるで運命!?コンビ結成秘話

THE Wで見事優勝の座を手にした天才ピアニストは、なんと2016年に結成されたばかりの若いコンビ。天才ピアニスト結成前は、お互いに別コンビで活動していたなど、波乱の多い経験を積んできたのだとか。もともと、相方になるとはお互いに思ってもいなかったという2人。好きな芸能人の話題で意気投合してからというもの、一緒にお酒を飲みながらネタを作ってみる…という遊びをするような仲になります。そんな息ピッタリの2人は、自然と正式なコンビとして活動するようになったのだとか。今現在も、阿吽の呼吸を生かしてその仲の良さが定評の2人。なるべくしてコンビになったという素敵な結成秘話ですね。

上沼恵美子のモノマネでブレイク

デビューから2年後の2018年に、上沼恵美子さんのモノマネで注目されます。それ以降急激にテレビ出演の機会が増えたという2人は、翌年の2019年にはギャラガ380%もアップしたと語っているそう。ちなみに、上沼恵美子さんのモノマネをしているますみさんは、他に小川菜摘さんのモノマネもできるそうですよ。

デビュー早々にYoutubeチャンネルも開設

天才ピアニストは、デビュー翌年の2017年に公式Youtubeチャンネルを開設しています。テレビではなかなか見ることのできないショートコントやあるあるネタを投稿しており、チャンネル登録者数は16万人超え。ますみさんの前職である看護師をテーマに、病院内で起こる看護師あるある動画も多くアップしています。これは、コロナ禍で医療現場の人がクスッと笑える癒しを提供したいという思いから始めたものだそう。医療現場の人からは共感の声が、そして一般の人からは「そんなことがあるんだ!」という驚きと応援の声が数多く届いています。

NHK上方漫才コンテストで36年ぶりの快挙

そんな天才ピアニストは2022年、『NHK上方漫才コンテスト』で悲願の優勝を飾ります。女性コンビが本大会で優勝するのは、1986年の「非常階段」以来36年ぶりの快挙だったそう。1本目では得意のしゃべくり漫才を、そして2本目ではコントを披露。十八番である上沼恵美子さんのモノマネは一切出さずに、ネタのみでトップに君臨しました。上沼恵美子さんのモノマネは続けながらも、それだけで生き残れる世界ではないと冷静に考える2人。ネタの実力も影で磨き続け、いつか上沼恵美子さんのモノマネにネタが追い付くことを目標にしているのだそうです。そんな2人の思いが実を結んだ、思い入れのある優勝経験となったことでしょう。

THE W準優勝の翌年、トップに君臨

2021年のTHE Wで準優勝を経験している天才ピアニスト。翌年の2022年大会では見事優勝を手にし、リベンジを果たします。老若男女誰でも理解できるやり取りの中に、視聴者がついつい惹き込まれてしまうますみさんのマイペースな空気感と、それを現実に連れ戻る竹内さんのツッコミは、軽快で心地よい雰囲気を作り出していました。2021年で優勝に一歩届かなかった悔しさをバネに、2022年は「自分たちがやって面白くなるネタはどれか」を突き詰めることに集中してきたという2人。優勝を逃したことには理由がある。それを痛感し、自分たちの「色」を見つけ出し全面に出していくことで、悲願の優勝を手にしたのですね。

まとめ

正統派漫才からコント、あるある、モノマネと、幅広いネタで全ての世代を魅了できる貴重な若手コンビ・天才ピアニスト。THE Wという、華やかながらも厳しい世界でトップに君臨するまでには、数々の試練や壁がありました。人々に笑いを提供したい!その思いが実を結び、現在の活躍を見せている2人は、その独特でどこかほっと安心を与える空気感とともに、これからも私たちに元気と笑顔を届けてくれることでしょう。

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