冬のスポーツの祭典である冬季オリンピックの開幕がいよいよ来月と迫りました。今回のオリンピック日程は2022年2月4日~20日で開催され、17日間で冬季大会史上最多の15競技109種目が実施されます。そこで今回は、北京オリンピック2022の注目の日本人選手や競技についてまとめてみました。
7つの新種目が追加!
今回の北京オリンピック2022では、合計7種目が新種目として追加されました。追加された種目は以下の通りです。
- ジャンプ 混合団体
- フリースタイル ビッグエア男子
- フリースタイル ビッグエア女子
- フリースタイルエアリアル 混合団体
- スノーボードクロス 混合団体
- ショートトラック 混合リレー
- ボブスレー 女子1人乗り
筆者が注目する6人の日本人選手!
各メディアでも注目選手が特集されていますが、その中でも筆者が特に注目している6人の選手についてご紹介していきます。
1人目:羽生結弦(男子フィギュアスケート)
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
3位になった #羽生結弦 選手(若杉)
Yuzuru Hanyu of Japan performs during men’s free skating of the World Figure Skating Championships.
we are waiting for you to come back to the top.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/oY0qTSTdga— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 27, 2021
今回の北京オリンピック2022で最も注目されている選手は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手ではないでしょうか。羽生結弦選手は日本フィギュアスケート界のエースで、男子フィギュアスケートでは94年ぶりとなるオリンピック3連覇に挑みます。羽生結弦選手は現在クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)という新技にも挑戦中で、4年に1度の大舞台で世界初の大技が成功なるか!?と注目されています。これまでに世界記録を19回も更新している羽生結弦選手は、男子フィギュアスケート史上偉大なスケーターとして広く認知されています。
羽生結弦選手が登場する男子フィギュアスケートの日程は2月8日(火)にショートプログラム、2月10日(木)にフリーです。
2人目:宇野昌磨(男子フィギュアスケート)
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前回の平昌オリンピック2018では羽生結弦選手に続いて銀メダルを獲得した宇野昌磨選手。男子フィギュアスケートは羽生結弦選手に注目がいきがちですが、宇野昌磨選手も数々の実績を残しており、2020-21シーズンの全日本選手権では5連覇を逃したものの、2019-20シーズンまで全日本選手権を4連覇しています。今回の北京オリンピック2022では、フリーの演技で4回転ジャンプを計5本成功させることを目標に掲げています。まだ大会で5本の4回転ジャンプを成功させたことはありませんが、演技構成を変えるつもりはないと宇野昌磨選手は語っています。宇野昌磨選手のフリーの演技からも目が離せませんね!
3人目:高梨沙羅(スキージャンプ)
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前回の平昌オリンピックでは、ノーマルヒルで銅メダルを獲得している高梨沙羅選手。2012/2013シーズンのスキージャンプワールドカップで史上最年少で総合優勝を達成した高梨沙羅選手は、2017年までに4度の総合優勝を果たし、日本と世界の新記録を更新してきました。2020/2021のワールドカップでは、通算勝利数を60に伸ばし、ギネス世界記録を更新しています!さらに表彰台回数を109回としたことで、また新たにギネスに認定されました。北京オリンピック2022が3度目のオリンピックとなる高梨沙羅選手には金メダル獲得の期待がかかりますね。
高梨沙羅選手が出場する女子個人ノーマルヒルの日程ですが、2月5日(土)からスタートします。
4人目:小林陵侑(スキージャンプ)
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前回の平昌オリンピックではノーマルヒル7位にとどまった小林陵侑選手ですが、今回の北京オリンピック2022では金メダルの最有力候補と言われています。平昌オリンピックの翌シーズンには、史上3人目の全勝優勝「グランドスラム」を達成し、シーズン末には、日本人男子として史上初のワールドカップ総合優勝を果たしました。今期も好調な小林陵侑選手は、2021/22シーズンでは既に6回の優勝を手にしており、ワールドカップ優勝回数は早くも男子ジャンプ史上8位タイの25回にまで伸ばしています。
男子は小林陵侑選手、女子は高梨沙羅選手と期待の選手が揃うスキージャンプに注目です!
小林陵侑選手が出場するスキージャンプは、男子個人ノーマルヒルの予選ラウンドトライアルが2月5日(土)、男子個人ラージヒル予選ラウンドトライアルが2月11日(金)より始まります。
5人目:平野歩夢(男子ハーフパイプ)
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ソチオリンピックと平昌オリンピックで2大会連続銀メダルの平野歩夢選手ですが、東京オリンピック2020ではスケートボード男子パークにも出場しており、日本では5人目となる夏冬オリンピック出場選手となりました。東京オリンピックがパンデミックの影響で1年延期し、夏季オリンピックと冬季オリンピックの間が半年しかありませんが、平野歩夢選手は確実に北京オリンピックに向けての調整ができています。これまでに冬季オリンピックメダリスト日本人選手最年少記録なども打ち立ててきた平野歩夢選手、3度目のオリンピックで悲願の金メダルを狙います。
平野歩夢選手が出場する男子スノーボードハーフパイプの予選は2月9日(水)から始まります。
6人目:戸塚優斗(スノーボード)
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平野歩夢選手と同じく、男子スノーボードハーフパイプに出場予定の戸塚優斗選手。初出場となった前回の平昌オリンピックでは、決勝の2本目で激しく転倒し担架で運ばれるというアクシデントに見舞われ、11位という悔しい結果となりました。好調だった2020/2021シーズン、戸塚優斗選手はワールドカップや世界選手権等に主要4戦で全て優勝、2021年4月に開催された全日本選手権でも平野歩夢選手らを抑え見事栄冠に輝きました。現在、スノーボードハーフパイプの頂点に立つ戸塚優斗選手は、今回の北京オリンピック2022メダル候補として世界中から注目されています。
注目の競技はカーリング!
一見簡単そうに見えますが、高度な戦略が必要とされる頭脳派スポーツなことから「氷上のチェス」とも呼ばれている「カーリング」。筆者が今大会で最も注目している競技です!
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長野オリンピック1998から正式種目として採用されたカーリングですが、日本でカーリングが認知されるようになったのは、トリノオリンピック2006女子代表の「チーム青森」が7位入賞という活躍を見せた頃からです。そして、前回の平昌オリンピックでは女子代表のLS北見が日本オリンピック史上初となる銅メダルを獲得しました。
今回北京オリンピック2022に出場予定のカーリング女子代表は「ロコ・ソラーレ」ですが、ロコ・ソラーレの旧チーム名が「LS北見」となりますので、事実上は2大会連続オリンピック出場となります。
北京オリンピック2022カーリング女子日本代表の日程ですが、2月10日(木)から女子1次リーグ 第1試合が始まります。前回の銅メダルを上回る結果に期待しましょう!