現在、2万種類を超える仮想通貨が出回っている中、将来有望な仮想通貨として注目を集めているのが「リップル(XRP)」です。リップルの将来価格は大きく向上すると期待され、このサイトで取り上げられているような次に流行る仮想通貨に負けないくらい根強い人気があります。その理由の一つに、「リップルが100万円になる」可能性が挙げられているんです。しかし、100万円になるには12,500倍以上の値上がりが必要です。そこで、リップルが100万円になるのは本当なのか、今後の将来性を予想しました!
リップルとは
名称 | リップル |
シンボル | XRP |
誕生 | 2004年 |
運営会社 | Ripple, Inc.(リップル社) |
時価総額 | 4,578,477,655,558.40 円 |
時価総額ランキング | 7位 |
発行上限枚数 | 1,000億枚(すべて発行済み) |
リップルの特徴
米カリフォルニア州に本社を置くリップル社が開発したリップルは、時価総額ランキングで上位にランクしています。送金手段を目的として作られた特徴を持った仮想通貨です。
送金スピードが非常に速い
リップルの最大の特徴は送金スピードの速さです。スピーディーな送金を実現化し、国際送金にも利用されています。他の仮想通貨に比べても、速さは一目瞭然です。
送金にかかる時間 | |
リップル(XRP) | 約3~4秒 |
ビットコイン(BTC) | 約10分 |
イーサリアム(ETH) | 約15秒 |
手数料が安い
リップルは、送金の速さだけでなく低コスト化を実現しています。送金手数料は他の仮想通貨と比べて安価で、コストが抑えられるのが特徴です。
例えば、ビットコインで送金する場合、0.0005BTC(約5,157円)の手数料がかかります。一方で、リップルの送金手数料は、0.15XRP(約12円)程と非常に安価です。
世界中の銀行と提携している
リップルは、送金速度と手数料の安さが特徴的ですが、世界中の銀行と提携しており、利用可能なんです!リップル社が開発した送金ネットワーク「RippleNet」には世界45ヵ国以上にわたる300社以上の企業が参加しています。日本の大手金融機関も加盟しており、信頼性の高さが感じられます。
リップルの価格推移
リップルは100万円になるといわれていますが、現在までの価格推移を見ていきましょう。
最大上昇価格(1XRP当たり) | |
2013~2016年 | 約0.3円 |
2017年 | 約19円 |
2018年 | 約220円 |
2019年 | 約40円 |
2020年 | 約60円 |
2021年 | 約180円 |
2022年 | 約100円 |
2023年 | 約99円 |
2024年(10月24日時点) | 80.74円 |
一時は200円台まで上昇しましたが、それ以降は100円前後で変動しており現在は1XRP当たり80円ほどです。
リップルが100万円になる可能性
上昇傾向にあるリップルですが、1枚当たり100万円まで上昇する可能性は低いと考えられます。
リップルは既に認知度が高く、価格変動が激しい仮想通貨と比べて安定しています。そのため、マイナーな仮想通貨のように価格が爆あがりするようなことはないでしょう。各サービスが出している予想価格では、2030年に最低でも約460円、最高でも約1,000円ほどだそうです。また、2033年には最高で約2,000〜3,000円ほどになると予想されています。
リップルの将来性は
リップルが100万円になる可能性は極めて低いと考えられますが、将来性が期待されている理由があります。
- SEC(米国証券取引委員会)との裁判に一部勝訴した
- 運営元が上場する可能性がある
- 法定通貨になる可能性がある
- 希少価値が高まる
リップルの人気が高まっている理由の一つが、SEC(米国証券取引委員会)との裁判で勝訴したことです。3年にもわたる裁判のすえ、リップル側が勝訴し、今後の値上がりが期待されています。また、一部の国でリップルを法定通貨として認める案が出ていたり、運営元の証券取引所に上場する可能性があるなどさまざまな理由が取り上げられています。
最後に
残念ながら、今後数年でリップルが100万円になる可能性は低いでしょう。しかし、リップルの送金の速さや手数料の安さから、需要が高まっているのは事実です。100万円には届きませんが、将来は30倍近くまで価格が値上がりすると予想されています。
とはいえ、仮想通貨の価格変動は誰もが予想できないことが起こり、リップルも急騰するかもしれません。興味がある人はリップルの購入を検討してみてください。