ガゼット・メンバーの死亡はなぜ?死因や最期の投稿を振り返ってみた

この記事では、ビジュアル系バンド「ガゼット」のメンバーが死亡した件について調査します。2005年にデビューしたガゼットですが、実は死亡したメンバーもいます。

この記事では、ガゼットのメンバーが死亡した経緯や理由について振り返ってみたいと思います。日本のみならず、世界的に人気を博しているガゼット。メンバーについて気になる人は、ぜひ最後までお読みください。

ガゼット・メンバーで死亡したのは2人

ガゼットのメンバーで死亡したのは、これまでに2人います。2002年に結成され、少しずつメンバーが増えていく形で大きくなってきたガゼット。「ガゼット」とは、昔ながらの「カセット」が由来になっているそうで、古き良き物を今に伝えるというコンセプトがあります。

そんなガゼットで音楽を伝え、ファンから愛された2人のメンバーについて、くわしくご紹介します。

ガゼット死亡メンバー1人目:YUNE(由寧)

ガゼットのメンバーで死亡したのは、ドラムのYUNEさんです。2002年、ガゼットの前身バンドである「カルテチアノーゼ」からガゼットに生まれ変わるタイミングで加入しました。

しかし、加入からわずか1年でYUNEさんは脱退しています。脱退理由は、ガゼットとして、そしてバンドマンとして生きる将来に不安を感じたからだったそう。

プロフィール

YUNEさんは、出身地や年齢などのプロフィールが明かされていませんでした。ガゼットが本格的にブレイクする前に脱退されているため、公式に発表済みの情報が少ないのでしょう。死亡したときは、新バンド「逆しまな歯車を仮面が嗤う。」のドラマーとして活躍しており、ガゼットとも交流を続けていたそうです。ガゼットのリーダー・戒(かい)さんが入院した際には、一時的にガゼットのサポートメンバーを務めていました。

死因

YUNEさんが亡くなったのは、ガゼットを脱退し20年近く経った2022年のことでした。死因は急病とされましたが、YUNEさんは病気のことについて公開しておらず、亡くなる数日前まで元気な姿を見せていました。

https://twitter.com/More_Yune/status/1606891577078878208

亡くなる1年ほど前には、体重計に45.1kgと表示された画像を投稿。男性にしては軽すぎるようにも思えますよね。日本人男性の平均体重は、30~40代で70~72.8kgという結果が出ています。

参考:メディパレット

死因となった急病と低体重が関係しているかは分かりませんが、あまり健康ではなかったのかもしれませんね。

ガゼット死亡メンバー2人目:REITA

ガゼットのメンバーで死亡したのは、ベースのREITAさんです。REITAさんは中学生でアコースティックギターを始め、さまざまなバンドを渡り歩き、最終的にガゼットのメンバーになりました。初期メンバーでしたから、コアなファンからもよく知られた人物だったようです。

REITAさんは、2024年4月に42歳で亡くなりました。突然の死だったようで、受け入れられないファンの悲痛な悲しみが、SNS上で相次ぎました。

プロフィール

REITAさんが5歳のときに両親が離婚し、母子家庭で育ちました。家族思いで、REITAさんは長年の夢だった「母と祖母に家を買う」ことを成し遂げ、ライブでのマナー違反や暴力に反対するなど、正義感が強く真面目な性格として知られていました。動物と旧車が好きで、人を笑わせるのが好きな人物だったそうです。

死因

REITAさんの死因は明かされていませんが、死亡を受けてメンバーが出したコメントを読む限り、自死だった可能性があります。コメントには、以下のような言葉が使われていました。

  • あまりに突然の信じ難い出来事
  • この事態を受け入れられる状態ではない
  • 悔やみきれない

同時に事故死など、ご本人の意に反するものだった可能性も考えられますが、その場合には死因を隠す必要がありません。遺族やメンバー、関係者にとって、公表したくない死因となると、ご本人の意思による死であった可能性がありますね。

ガゼット・メンバーは死亡直前にSNS投稿していた

ガゼットのメンバーで死亡した人物のうち、REITAさんに関しては、亡くなる直前にSNS投稿をしていました。そこには「the GazettEは永遠であってほしいと願う」と書かれていました。

この言葉にどんな気持ちが込められていたのか、REITAさんがどんな思いでこの投稿をしたのか、今は知る由もありません。メンバーやファンにとって、REITAさんが死を選ぶような理由があるとは語られていませんでした。

REITAさんの最期の言葉となった「ガゼットは永遠に」というテーマを、今後のガゼットが抱えていくものとみられます。

ガゼットの現在の活動は?

ガゼットはファンを大切にするバンドとして知られてきました。メンバーが死亡するというショッキングな状況に見舞われてもなお、ガゼットはファンを第一に考えた選択をします。このような形でメンバーの死亡が確認された場合、葬儀などすべてが済まされた状態で逝去自体が公表されるケースも多くあります。

しかし、REITAさんの訃報が流れた翌日にはメンバーがコメントを発表し、追悼公演の計画もすぐにされました。ファンを置いてけぼりにしない、ガゼットの誠実さが垣間見えた出来事でした。

「ガゼットは永遠に」REITAの言葉を守る

ガゼットが、REITAさんの死後も変わらないパワーと熱気で活動を続けているのは、亡くなったREITAさんの思いを背負っているのでしょう。亡くなる直前、ガゼットが永遠であってほしいという純粋で真っすぐな気持ちを綴ったREITAさん。最悪の選択をしたのが事実であれば、どんな気持ちで最期を迎えたのか…誰も知ることができない今、ガゼットのメンバーにできることは「ガゼットを永遠にすること」だったのでしょう。

追悼ライブは客がすし詰め状態

REITAさんの追悼ライブは、ガゼットやファンにとって思い出の場所でもある豊洲ピットで行われました。

都内最大級のライブハウスである豊洲ピットですが、なんとわずか1ヶ月前に会場を押さえることができ、当日は客席の扉が閉まらないほどすし詰め状態となったそうです。ステージには、REITAさんのマイクスタンドやベースが定位置に置かれており、それは普段のライブと何ら変わらない状態でした。そして、ボーカルのRUKIさんは以下のように語ります。

「今日、お前らは泣いても、思いっきり暴れてもいいんです。それがね、ライブだから。」

参考:SPICE

まとめ

ガゼットのメンバーが死亡した理由について調べてみました。ガゼットには、死亡したメンバーが2人います。1人はガゼットを脱退し別バンドで活動していた人物、そしてもう1人は、現役でガゼットのベースを担当していたメンバーでした。

メンバーの死後も、変わらず情熱的な活動を続けるガゼット。亡くなったメンバーの分もファンとふれあい、音楽を伝え続けていくのでしょう。

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HAKUTO
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ステップインフォ運営管理者のHAKUTOです!某メディアサイトにライターとして10年在籍。 一念発起して独立と同時にニュースサイトを立ち上げ。 メディアサイトで培った、独自の目線で記事をお届けいたします!