7月10日に放送される「炎の体育会TV」で野球のマスクマン対決が行われ、海外でも活躍中で現役の最強マスクマンが参戦します。
炎の体育会TVでの予告動画では右投げの投手であることが判明しており、投球フォームや現役であるということからロッテや阪神、DeNAで活躍した久保康友選手である可能性が高いです。
この記事では、最強マスクマン(マスク・ド・ピッチャー)の正体が久保康友選手である理由を紹介していきます。
【体育会TV・7月10日】現役プロ投手(マスク・ド・ピッチャー)の正体は久保康友!
今回の登録する現役投手のマスクマンの正体が久保康友選手である理由として、まず放送前に公開された予告動画においてマスクマンのフォームにヒントがあります。
今回登場するマスクマンの投球フォームは現役ということもあって、球速は140キロを超えておりしっかり足を上げて力を溜めてから投げ下ろすなど非常に様になっていました。
そして、マスクマンの投球フォームと非常に似ていたのが現在も現役を続けている久保康友選手です。
久保康友選手は今年の6月に行われたDeNA対ロッテの試合前にロッテのOBである里崎智也さんと1打席対決を実施。その時の久保康友選手の投球フォームがこちら。
マスクマン対決の時ほど本気ではありませんがと投球フォームは似ている感じがします。
ただ、動画だけでは分からないという方もいるでしょう。そこでマスクマンがボールを投げる際に足を上げた時の静止画像を比較すると久保康友選手のフォームとほぼ同じであることが判明しました。
また、事前にに公開されたマスクマンのヒントには「海外でも活躍中の現役選手」と書かれていました。久保康友選手は2017年のオフにDeNAを退団して2018年にアメリカ・カナダの独立リーグチームに所属。
2019年にはメキシカンリーグに移籍され、先発として26試合に登板。リーグ最多奪三振のタイトルを獲得されています。
2020年はコロナによりメキシコに行くことができなかったものの、コロナが収束すれば再び海外で現役を続行することを発表されており現在まで現役を引退されていません。
加えて「マスクマン史上最速の142キロという速球」というヒントは、先ほど紹介した里崎智也さんとの1打席対決において久保康友選手は140キロを記録されています。
🌠 #セ・パ交流戦 ⚓ 「メチャ速かった」 久保康友の140キロに里崎智也も脱帽 👉 https://t.co/lZugeAEOMZ ✅ かつてバッテリーも組んだOBが試合前イベントに登場。真剣勝負の『一打席対決』でハマスタを盛り上げました👏#baystars #chibalotte pic.twitter.com/KheAwaLT7V
— ベースボールキング⚾ (@BaseballkingJP) June 6, 2021
里崎智也さんも久保康友選手の140キロに驚愕されており、最強マスクマンのヒントに当てはまるのではないかと。
さらに、体育会tvで着用しているユニフォームの背番号は12と書かれています。こちらはおそらく12球団から勝利を挙げたということを表している可能性が高いです。
2020年時点で12球団からの勝利を挙げた選手は20人しかおらず、久保康友選手は2009年の対中日戦で当時史上7人目、最年少での12球団からの勝利を挙げています。
久保康友(現役プロ投手マスクマン)のプロフィール!
[box class=”blue_box” title=”プロフィール”]
- 名前:久保 康友(くぼ やすとも)
- 生年月日:1980年8月6日(40歳)
- 出身地:奈良県橿原市
- 身長・体重:181cm・81kg
- 高校:関西大学第一高校(大阪府)
- 投球・打席:右投げ・右打ち
- ポジション:投手
- プロ入り:2004年・自由獲得枠
所属
- 千葉ロッテ(2005 – 2008)
- 阪神タイガース(2009 – 2013)
- 横浜DeNAベイスターズ(2014 – 2017)
- ゲーリー・サウスショア・レイルキャッツ(2018)
- シュガーランド・スキーターズ(2018)
- レオン・ブラボーズ(2019)
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[aside]タイトル・表彰
- 最高勝率:1回 (2010年)
- 新人王 :(2005年)
- 月間MVP:2回 (2005年6月、2010年6月)
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久保康友選手は2004年にロッテに入団。1年目からいきなり10勝をあげるなどしてチームのリーグ優勝・日本一に貢献。
この時のパリーグ新人王投票では2位の中村剛也選手(8票)、3位ダルビッシュ有選手(1票)を抑えて161票を獲得するなどぶっちぎりの1位でした。
2008年オフに阪神にトレード移籍すると2010年にはキャリハイとなる14勝をマーク。阪神では中継ぎとしても活躍されました。
(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ただ、久保康友選手としては先発としての起用を望んでいために2013年オフに国内FA権を行使。DeNAに移籍することとなります。
DeNAでは移籍1年目からチームトップの12勝をマーク。4年ほど在籍されると2017年オフに退団して活躍の場を海外に移します。
すると、2019年はDeNAでチームメイトだった荒波翔さんとメキシカンリーグで再会。対戦
元DeNAモスコーソ、久保康友と再び同僚に メキシコには「荒波もいるし…」(Full-Count)- Yahoo!ニュース https://t.co/pu0GGryZhL
— のもとけ (@gnomotoke) April 24, 2019
メキシカンリーグのレオンで同僚となった久保康友とギシェルモ・モスコーソ【写真:福岡吉央】 pic.twitter.com/r6dxQcz6lu
また、久保康友選手といえば球界No.1のクイックモーションの持ち主としても有名でした。
一般的にクイックモーションは盗塁を阻止するためにピッチャーが投球動作を早くするもの。
投球動作に入ってからボールがキャッチャーのミットに収まるまでの時間が速いれば速いほど盗塁阻止に繋がります。
一般的に1,2秒が平均値と言われている中で久保康友選手のクイックモーションは1秒を切っていました。下記の動画では久保康友選手の日本一速いと言われたクイックモーションが確認できます。
日本一速いと言われたクイックモーションなどを武器にしてプロ野球で活躍した久保康友選手。
現在はコロナの影響により野球チームには所属しておらず。コロナが収束次第、再び海外のプロ野球チームで現役を続けることを発表しています。
久保康友選手は現役を続けるためのトレーニングを積極的にされているわけではなく、今の状態でも投げれるレベルの国で野球をやるという考えの元に現役を続けられているそうです。